クリ
耐久性、耐水性にすぐれた木で、木目がはっきりしています。木の皮に近い部分まで一様なので、製作上の歩留まりがいい木で価格的にも有利な木です。
水栓金具、レンジフード、ガスレンジ、IH、食洗機等は国産、外国製を問わず国内で販売されているもので寸法的に問題なければすべて設置可能です。 特に海外製の食洗機は給排水の取り回しが特別なので、 オーダーキッチンが得意とするところです。
樹種・設備・仕上げ方法
樹種
カエデ
全体的に白っぽく木目ははっきりとはしていません。材料の一部に黒筋が入りますので、これを気にされると歩留まりが悪くなります。
サクラ
赤みのはっきりした木で木目はクリほどはっきりしません。木の皮に近い部分は白く赤白がはっきりしますので、 全体を赤でそろえると歩留まりが悪くなります。
ワークトップ
ステンレス
最も数が出るのはやはりステンレスワークトップです。仕上げはヘアラインとバイブレーションの2種類が一般的です。 バイブレーションのほうが割高となります。
人工大理石
以前はステンレスより高かったのですが、ステンレスとほぼ同価格になってきました。色合い、柄等いろいろな選択肢があります。シンクも人工大理石で一体に作ることもできます。
天然石
御影石、大理石などで作ることがあります。シンクまわり、ガスレンジまわりには細い部分が出てきますので、繋ぎ目なしの一枚の天然石でカウンターを作ることはかなり難しいと思います。
無垢材
ワークトップを木で作るという選択肢もありますが、水や油が飛んだのを放置しているとしみになります。あんまり気を使わないで使いたいという方にはお勧めできません。汚れた部分を研磨してリセットすることはできます。
クォーツストーン
見た目もさわった感触もほぼ天然石のような素材です。人工大理石と比較しますと価格的には高くなってしまいます。
主な設備
仕上げ方法
通常は亜麻仁油ベースのオイル塗装をしています。蜜蝋ワックスの塗装も可能です。
ご希望があれば水回りには簡易なウレタン塗装を施すこともできます。
メンテナンスについて
油、水をたらしたまま放置しますと輪じみのような跡がついてしまうことがあります。使用後にすぐざっと拭くなどの気づかいが必要になります。
無垢の木を使いますので、吸湿，放湿による木の伸縮により引き出しの前板がまわりに触れるようになったりすることがあります。この場合こちらにご連絡ください。
